JLIA

実は、革ってサステナブル。

Thinking Leather Action/シンキングレザーアクション(TLA)とは、皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクトです。

当サイトでは、革がなぜサステナブルな素材なのかを理解できるようになっています。正しい知識を身につけ、是非、広めていっていただければ幸いです。また、他素材を否定したり攻撃する意図がないこともお伝えさせて頂きます。

当プロジェクトは、皮革原材料~靴・バッグ・鞄・小物・ベルト・手袋・アパレルなどの革製品を取り扱う団体から成り立つ日本最大の総合団体である(一社)日本皮革産業連合会(JLIA)が主導で行っています。

革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。

革製品は、食肉用などの動物から、お肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。よって、革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。我々がお肉を食べ続ける限り、出続ける皮を無駄なく革製品として活用していく。これは、ずっと昔から続くサステナブルな活動なのです。

さらに詳しく

革製品を使うのをやめてもアニマルウェルフェア・アニマルライツにはつながりません。

革製品は、食肉用などの動物から、お肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。よって、我々がお肉を食べ続ける限り、革製品を使うのをやめても皮は出続けるため、アニマルウェルフェア(動物福祉)・アニマルライツ(動物の権利)などの活動に貢献するといった考え方には矛盾が生じます。

我々がお肉を食べ続ける限り、出続ける皮を無駄なく革製品として活用していく。これは、ずっと昔から続くサステナブルな活動なのです。ただし、近年においては、アニマルウェルフェア・アニマルライツをきちんと守って育てた動物のお肉・革を選び、使うことは大切な考えとなってきました。

革製品は、使うだけで脱炭素。使うのをやめるとCO2が増える可能性さえあります。

もし、革製品を使うのをやめたとしても、動物からお肉をいただく際に皮は出続けます。例えば牛の皮。その量はなんと、日本だけでも1年間に約100万頭分(2021年)。もし活用しないと、ハンドバッグにして769万個分、革靴にして2,500万足分の皮を無駄に廃棄・焼却することになり、相当なCO2が排出されます。日本では施設・土地に限りがあり、これ以上の焼却や埋め立てはできません。

また、これまで革でつくっていた製品を別の素材でつくることになれば、さらなるCO2の排出につながる可能性すらあります。皮を、革製品として活用することは、脱炭素にもつながる、サステナブルなサイクルなのです。

革製品は丈夫で長持ち。だから地球にやさしい。

安価で見た目が良くても長持ちしないモノを、短いスパンで買い替えていくと、モノをつくるときと捨てるときに、地球環境への負荷がかかります。
一方で、革製品は丈夫で長持ち。革は、長い目で見ると、地球にやさしくて、とってもエコな素材なのです。

革の代替素材との比較

革は世界最古のアップサイクル素材。だからサステナブル。

人類と革との付き合いが長く忘れられがちですが、古来より人類は、動物からお肉を頂き、皮、骨に至るまで余すことなくアップサイクルして使ってきました。現在においてもその流れは続いており、動物を育て(畜産)、お肉をいただき(食肉)、そこででる皮を活用し(副産物)、革製品をつくって使う、という流れが出来上がっています。
もし革製品を使うのをやめると、我々がお肉を食べ続ける限り出続ける、大量の皮を焼却や埋め立てるなど廃棄しなければならなくなり、新たな環境問題を生む可能性さえあります。革や革製品は、使うだけでサステナブルに貢献できていることを忘れないでください。

革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。

革製品は、食肉用などの動物から、お肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。よって、革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。我々がお肉を食べ続ける限り、出続ける皮を無駄なく革製品として活用していく。これは、ずっと昔から続くサステナブルな活動なのです。

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革製品を使うのをやめてもアニマルウェルフェア・アニマルライツにはつながりません。

革製品は、食肉用などの動物から、お肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。よって、我々がお肉を食べ続ける限り、革製品を使うのをやめても皮は出続けるため、アニマルウェルフェア(動物福祉)・アニマルライツ(動物の権利)などの活動に貢献するといった考え方には矛盾が生じます。

我々がお肉を食べ続ける限り、出続ける皮を無駄なく革製品として活用していく。これは、ずっと昔から続くサステナブルな活動なのです。ただし、近年においては、アニマルウェルフェア・アニマルライツをきちんと守って育てた動物のお肉・革を選び、使うことは大切な考えとなってきました。

革製品は丈夫で長持ち。だから地球にやさしい。

安価で見た目が良くても長持ちしないモノを、短いスパンで買い替えていくと、モノをつくるときと捨てるときに、地球環境への負荷がかかります。
一方で、革製品は丈夫で長持ち。革は、長い目で見ると、地球にやさしくて、とってもエコな素材なのです。

革の代替素材との比較

革製品は、使うだけで脱炭素。使うのをやめるとCO2が増える可能性さえあります。

もし、革製品を使うのをやめたとしても、動物からお肉をいただく際に皮は出続けます。例えば牛の皮。その量はなんと、日本だけでも1年間に約100万頭分(2021年)。もし活用しないと、ハンドバッグにして769万個分、革靴にして2,500万足分の皮を無駄に廃棄・焼却することになり、相当なCO2が排出されます。日本では施設・土地に限りがあり、これ以上の焼却や埋め立てはできません。

また、これまで革でつくっていた製品を別の素材でつくることになれば、さらなるCO2の排出につながる可能性すらあります。皮を、革製品として活用することは、脱炭素にもつながる、サステナブルなサイクルなのです。

革は世界最古のアップサイクル素材。だからサステナブル。

人類と革との付き合いが長く忘れられがちですが、古来より人類は、動物からお肉を頂き、皮、骨に至るまで余すことなくアップサイクルして使ってきました。現在においてもその流れは続いており、動物を育て(畜産)、お肉をいただき(食肉)、そこででる皮を活用し(副産物)、革製品をつくって使う、という流れが出来上がっています。
もし革製品を使うのをやめると、我々がお肉を食べ続ける限り出続ける、大量の皮を焼却や埋め立てるなど廃棄しなければならなくなり、新たな環境問題を生む可能性さえあります。革や革製品は、使うだけでサステナブルに貢献できていることを忘れないでください。

3分でわかる!皮革・革製品が
サステナブルである3つの理由

クロム

革の製造に使う3価クロムは自然界に広く分布し、毒性はありません。

革の製造(なめし)に使われるクロムは塩基性硫酸クロムという3価クロムです。少量かつ短期間になめすことができ、排水設備がきちんとしていれば環境負荷も少ない優れた薬品と言えます。ハイブランドはもちろんのこと、世界の皮革の85%で使われています。

さらに詳しく

排水

革を製造する際に出る排水は厳格に管理されています。

日本の製革工場の最大の集積地である兵庫県の皮革製造で排出された排水は、皮革排水専用の下水管を通り専用施設で処理された後、さらに一般下水処理場で処理されています。また、東京都をはじめとする各地区でも、排水は厳格に処理されています。

カーボンフットプリント・
ウォーターフットプリント

皮革業界は、CO2排出量、水の消費量の削減に取り組んでいます。

設備・技術の革新に努め、イタリアをはじめ、世界中でCO2・水の節約に取り組んでいます。

○○レザー

植物等を一部使った○○レザーと名付けられた革の代替素材が増えていますが、「革」「レザー」の定義は「動物の皮」「動物由来のもの」です。購入の際、間違わないようにしましょう。

世界的にISO規格や、日本のJIS規格においても「革」「レザー」の定義は「動物の皮」「動物由来のものでなければならない」という記載があります。さらに、イタリアやポルトガル、ブラジルでは動物由来以外の製品に「レザー」というワードを使うことを法律で禁止しています。

余すとこなく活用

食肉用の動物は、皮だけでなく、血や骨も化粧品や医療品、油脂、コラーゲン、ゼラチン、肥料などに役立てられています。

森林

皮革・革製品をつくることが、森林破壊につながることはありません。

革製品は食肉用などの動物から、お肉をいただいた際に出る皮を活用してつくられています。革製品をつくるのをやめても、飼育数には全く影響はありません。革製品のために森林を切り開き、動物を育てている事実もありません。よって革製品を使うことが森林破壊につながることはありません。

さらに詳しく

エキゾチックレザー

ワニ革、トカゲ革、ヘビ革、オーストリッチ革といったエキゾチックレザーも、皮だけでなく食肉、医薬品などにも古くから使われています。

詳細はエキゾチックレザーマーケットジャパンのホームページをご覧ください。
https://www.jra-zenpa.or.jp

クロム

革の製造に使う3価クロムは自然界に広く分布し、毒性はありません。

革の製造(なめし)に使われるクロムは塩基性硫酸クロムという3価クロムです。少量かつ短期間になめすことができ、排水設備がきちんとしていれば環境負荷も少ない優れた薬品と言えます。ハイブランドはもちろんのこと、世界の皮革の85%で使われています。

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カーボンフットプリント・
ウォーターフットプリント

皮革業界は、CO2排出量、水の消費量の削減に取り組んでいます。

設備・技術の革新に努め、イタリアをはじめ、世界中でCO2・水の節約に取り組んでいます。

余すとこなく活用

食肉用の動物は、皮だけでなく、血や骨も化粧品や医療品、油脂、コラーゲン、ゼラチン、肥料などに役立てられています。

エキゾチックレザー

ワニ革、トカゲ革、ヘビ革、オーストリッチ革といったエキゾチックレザーも、皮だけでなく食肉、医薬品などにも古くから使われています。

詳細はエキゾチックレザーマーケットジャパンのホームページをご覧ください。
https://www.jra-zenpa.or.jp

排水

革を製造する際に出る排水は厳格に管理されています。

日本の製革工場の最大の集積地である兵庫県の皮革製造で排出された排水は、皮革排水専用の下水管を通り専用施設で処理された後、さらに一般下水処理場で処理されています。また、東京都をはじめとする各地区でも、排水は厳格に処理されています。

○○レザー

植物等を一部使った○○レザーと名付けられた革の代替素材が増えていますが、「革」「レザー」の定義は「動物の皮」「動物由来のもの」です。購入の際、間違わないようにしましょう。

世界的にISO規格や、日本のJIS規格においても「革」「レザー」の定義は「動物の皮」「動物由来のものでなければならない」という記載があります。さらに、イタリアやポルトガル、ブラジルでは動物由来以外の製品に「レザー」というワードを使うことを法律で禁止しています。

森林

皮革・革製品をつくることが、森林破壊につながることはありません。

革製品は食肉用などの動物から、お肉をいただいた際に出る皮を活用してつくられています。革製品をつくるのをやめても、飼育数には全く影響はありません。革製品のために森林を切り開き、動物を育てている事実もありません。よって革製品を使うことが森林破壊につながることはありません。

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一般社団法人 日本皮革産業連合会
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〒111-0043 東京都台東区駒形1-12-13 皮革健保会館 7F
tel. 03-3847-1451 fax. 03-3847-1510
e-mail:tla@jlia.or.jp